【これから少年野球を始める方へ】失敗しないバット選びのポイント

小学校1年生から野球を始めるとき、多くの保護者の方が最初に悩むのが「どのバットを選べばいいの?」ということです。
実際、最初のバット選びで失敗してしまい、野球が嫌いになってしまう子も少なくありません。

というのも、大人と子どもの「重さの感覚」はかなり違います。
大人には軽く感じるバットでも、子どもにとっては重くて振れないことがよくあります。
その結果、ボールが打てずに「野球って楽しくない」と感じてしまい、モチベーションが下がってしまうことも。

そこで今回は、初めてのバット選びで失敗しないための2つのポイントを紹介します。

目次

バットの重さは「350g前後」を目安に

最初に注目すべきは「バットの重さ」です。
私が調べた中で、市販されているバットの最軽量は340gでした。

子どもがそのバットでも振れなさそうな場合は、まずはスポンジ製のバットなど、もっと軽いものからスタートしても大丈夫です。
まずは「バットを振ることに慣れる」ことが大切です。

バットの「バランス」を理解する

バットには「バランス(重心の位置)」があります。
これは同じ重さのバットでも、どこに重心があるかによって振りやすさが大きく変わるというものです。

バランスは大きく分けて次の3種類があります。

トップバランス(ヘッド側が重い)

パワーヒッター向け
打球は飛びやすいですが、初心者には重たく感じて扱いが難しいです。

ミドルバランス(中央に重心)

初心者におすすめ!
振りやすく、当てやすいのでヒットが出やすいバットです。

カウンターバランス(グリップ寄り)

操作しやすく、バットコントロールを学ぶのに向いています。
力の弱い子でも振りやすく感じることが多いため、軽さ重視の子には選択肢としてアリです。

初心者におすすめのバランスは?

特に、これから野球を始めるお子さんにはミドル・カウンターバランスのバットがおすすめです。
振りやすく、1〜2か月もすればしっかり振れるようになるケースが多いです。

最初の一歩を大切に

バットは子どもにとって「野球の楽しさ」を決める大事な道具です。
最初の段階で無理をさせず、「軽くて振りやすい」「振っていて楽しい」という感覚を持ってもらえることが、継続のカギになります。

バット選びで悩んだときは、「軽さ」と「バランス」に注目して選んでみてくださいね。

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